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しいたけの話あれこれ

名前の由来どうなっているの?

 シイタケは、季節にあまり関係なく発生することから、「四季茸」と言われることもあり、この言葉が訛って「しいたけ」になったという説もありますが、一般的には、椎の朽木に発生していたことから「しいたけ」の名前がついたとされています。
 しかし、現在では、しいたけ栽培に用いられる樹木はクヌギやナラが主体です。

しいたけ栽培のはじまりは?

 しいたけ栽培が始まったのは、今から350年から400年ほど前の江戸時代といわれていますが、それがどこかについては伊豆説(静岡県)、豊後説(現大分県)があります。
 また、伊豆説では、この時代に、伊豆の駒右衛門が豊後に栽培の指導に出向いていることや、しいたけ栽培に取り組んだ石渡清助の名が文献にみられることです。

 豊後説は豊後説は豊後国で炭焼きをしていた源兵衛が炭焼きの残材に多数のしいたけが発生しているのを見つけ、栽培を思いついたとされています。
しいたけのおいしさの秘密
 しいたけのうまみはアミノ酸としいたけ特有の成分であるグアニル酸によるものです。このグアニル酸は、かつお節(イノシン酸)、こんぶ(グルタミン酸)とともに日本料理での三大うまみ成分といわれています。
 また、グアニル酸はおもしろい性質を持っていて、生・乾しいたけとも未調理時にはあまり存在していませんが、加熱調理することによってうまみ成分が増加します。
 なお、乾しいたけは保存している間に酵素の作用によってグルタミン酸が増量するため、グアニル酸との相乗効果により生しいたけに比べよりいっそうおいしくなっています。

乾しいたけの種類は?

 乾しいたけは「冬磨iどんこ)」「香信(こうしん)」にわけられます。
 「どんこ」は傘の肉が厚く全体が丸みを帯びていますが、「こうしん」は傘の肉が薄く扁平な形をしています。また、「どんこ」と「こうしん」の中間のものを「香磨iこうこ)」と呼ぶこともあります。
 一方、しいたけの発生時期などによって呼び名があります。
 12月、1月の寒い時期に採れるものを「寒子(かんこ)」、2月から4月頃に採れるものを「春子(はるこ)」、藤の花が咲く頃に採れるものを「藤子(ふじこ)」、夏に採れるものを「夏子(なつこ)」、 秋に採れるものを「秋子(秋子)」、そして雨にあたって水分が多く黒ずんだものを「雨子(あまこ)」、晴天が続き水分が少なく肉質のしっかりしたものを「日和子(ひよりこ)」と呼んでいます。

おいしい調理法!

しいたけ汁
 しいたけ汁の味、香りのうまみを生かして、薄味に仕上げるのがコツです。


しいたけ炒め
強火で短時間のうちに仕上げるのが鉄則。
炒める順序を考えて一気に炒め上げるのがコツです。


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