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原保秋祭り
丸山神社 伊豆市原保322番地
【由緒】
当社創立年月日は詳かでないが、明治2年の棟札に「伝説によれば建武2年(1334)造立」とある。
昔、伊勢大神、外に神を祀る神明宮は岩崎に鎮座し、高皇産霊神、外に神を祀る第6天社は大林(押切)に鎮座していた。 そして氏子もまた南北に別れて、それぞれの神社に属したまま数百年を経たが、一国に領主が二人いるようで区内のまとまりも悪く不和の原因にもなり、祭の費用も倍以上かかった。 そこで有志の人々が話し合い、結果、社地を丸山台に選定、文久3年12月土地交換をなし、文久4年に仮殿を山上に造立した。 そこで祭日に両社を仮殿に奉迎し、祭が終わると本殿に奉還すること6,7年を繰り返したが、費用の倍増と煩雑さのため再度有志が相談の結果、丸山台の神殿に永久に神霊を合祀して一村一鎮守とすることになった。 明治2年6月29日遷座、神社名も丸山神社と改称された。更に付記すれば、例祭日は秋15日と定める。 臨時世話人として村中廻順で4人宛勤仕すること、なお南北の旧社地にはそれぞれ小祠を建て、2、3株の立木を植えて永久にもとの社地が廃絶せざるように願うものである。
【例祭日の特徴】
宵祭りには青年による村芝居、下方保存会の車切、踊等が催される。また伝統的な行事として氏子の人たちによる奉灯句(献句)が行われ、天、地、人を競いあう。
宵祭り 平成13年10月7日(土)
本祭り 平成13年10月8日(日)
祭神 天照大神
高皇産霊神
神皇産霊神
大国主命
◎車切。原保下方保存会によって継続されている。祭典以外に一の祝事等に招かれて演じることも多く、今では「ひよっとこ踊り」も、しゃぎりにあわ昔て演じられ賑やかな購子となっている。この地区の車切がはじめられた時代は不明である。