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菅引 秋祭り
水神社 伊豆市菅引三八二番地
【由緒】
当社は菅引地区字龍ノ上に鎮座する。この地の水源にもなっている場所にあり地域の産業にうるおいを与えていることから水神信仰を集めた神社である。
罔象女命の「ミズハ」の原義については「水這う」「水走る」「水生う」とする諸説がある。
当社は寛文八年(一六六八)十一月の創建である。元は、菅引村・中原戸村両村で一社を祀っていたが明治三年、話し合いの結果別々に祀ることとした。この時以降から伝承芸能である三番叟を菅引が受持ち、神楽・鳥刺踊りを中原戸が受け持って今日に伝えている。
【例祭日の特徴】
境内社龍爪神社は、寛政年間(一七八九〜一八〇〇)ごろ、原保、菅引の狩人達により菅引原保所有地龍爪山に鉄砲の神として祀られていたが後、社も朽ちてきたものを、土屋庄左衛門という人が菅引入谷に遷座したが、その後また、原保鹿抜戸山に移し、更に昭和五八年灘隈戸線拡幅工事のため当社境内に遷宮した。戦時中は弾丸除けの神として非常に信仰を受けたが、今は元のように狩人の守神として祀られる。
例祭日 十月一五
日
相殿 なし
別殿 なし
境内社 龍爪神社
境内面積 一九二七平方メートル
氏子 六〇戸
【鳥刺おどり】
萬歳の一つ。大夫がもち竿で鳥を刺すまねをし、歳蔵が鳥ずくしの唄を歌うもの。内容については、その地区、地区の云い伝えとか、伝説などを語りの中に入れて、物語り的なかけあいをしながら踊りのような所作もはいる。